【〜6/27得点】

■VS鳥栖(ナビ5節) 浦和のカウンター。自陣中央、柏木が左サイドで前へ走りだした原口へパス。センターライン付近でボールを受けた原口はそのままドリブル開始。浦和の攻撃は3枚、ボールを持つ原口の前方左ワイドにデスポトビッチ、前方中央にマルシオ鳥栖守備は4枚で原口に1人が併走、DFライン3枚の形。原口がボールを持った時点で左ワイドにいたデスポトビッチは一度中へ動くそぶりを見せて敵DFラインと併走する形でタテへ。マルシオは右へ開く動き。原口は併走していた敵DFをものともせずドリブルでPA付近まで運ぶと、敵右SBを引き付けて左前方にいたフリーのデスポトビッチへパス。この時点でゴール前には敵DFが2枚でニアとファーに1枚ずつ。タッチライン際からGKとDFの間を通すグラウンダーの早いクロスがデスポトビッチから入り、大外でフリーになっていたマルシオが合わせてゴール。
■VS G大阪(14節) 前の状況は不明。中盤の攻防があり浦和DFラインが高い状態でボールを奪取した模様。なので浦和の中盤の並びが不規則だが、一方でG大阪は綺麗に4-2-3-1のラインができている。不思議。自陣中央、DFの前でボールを持つマルシオからセンターサークル内右寄りでフリーの柏木にパス。同時に平川・梅崎の両ワイドが前方タテにダッシュ。ボールを受けた柏木はすぐに前を向き、そのままドリブルスタート。G大阪ボランチは柏木を追いかける形になりアプローチが遅れる。1トップの原口は中央右寄り相手CB2枚の間で駆け引き。柏木がボールを前に持ち出した時に下がって受ける動きを見せてからDFラインの裏を狙って急加速をかけそこにタイミングよく柏木からのパスが通り、1トラップで前に持ち出した後、逆サイドネットにグラウンダーのシュートが決まる。
■VS G大阪(14節) 後半ロスタイム、オープンな展開になっていたためお互いの陣形にもかなり乱れが見られる時間帯。敵陣中央フリーで前を向く柏木。矢嶋が左サイドから中央へ裏を狙う動きで相手右SBを引っ張ることで空いたスペースに梅崎が走りこみ柏木からのパスが通る。PA角付近でボールを受けた梅崎は追いかけてきたMFを切り返しでいなしてそのままシュート。逆サイドネットにグラウンダーのシュートが決まり逆転。
■VS広島(ナビ7節) 浦和のポゼッション。マイボールなので5トップ気味の布陣だが、左ワイドの梅崎がやや中に位置取りつつ、柏木が下がってボールを受けるそぶりを見せたことで左CBの槙野が敵陣中ほどのタッチライン際、高い位置でフリーになりパスが入る。柏木が下がり梅崎が槙野のサポートに来たことにより、PA左付近にスペースが。そこに走りこんだ柏木に槙野からのパスが通り、柏木はダイレクトでGKとDFの間にグラウンダーの速いクロス。矢島が後方に下がる動きでDFの意識を引き付けることで、ニアに動くそぶりから中央に入ったデスポトビッチが完全にフリーになりクロスに合わせて先制。
■VS広島(ナビ7節) ピッチ右寄り、ゴールまではやや距離がある位置からのFK、キッカーは阿部。大外から走りこんできた野田がファーで頭で合わせてゴール。
■VS広島(ナビ7節) 敵陣中央ゴール寄り、DFとMFの間にいるデスポトビッチに小島からのパスが入る。広島は集中を切らしているのかマークが緩慢でプレスもかからず、左から中に入る動きでDFラインの裏を取った矢嶋にデスポトビッチからのスルーパスが通り、GKの股を抜くシュートが決まる。広島は矢嶋をWBが見るのかSCBが見るのか曖昧だった模様。