【〜4/14得点】

■VS柏(2節) 自陣中央でバスを受けた鈴木が前を向いて敵陣中央やや右側の柏木へタテパス。下がりながらパスを受けようとする柏木に食いつくマーカーは左SB橋本。柏木スルーで、ボールは橋本が空けてしまったオープンスペースへ。ボールがスペースへ転がるのを確認したデスポトビッチは、ボールを追いかけて中央から右サイドへ流れるが、先にボールに触ったのは柏左SHのジョルジ・ワグネル。しかしワグネルはPA角付近で中央に向けてドリブルをしてしまい、追いかけていたデスポトビッチがそのボールをさらってシュート。

■VS仙台(ナビスコ1節) 柏木の左CKに後方からファーに走りこんだ永田が頭で合わせてゴール。

■VS札幌(3節) DFラインでポゼッション。センターラインの後方、やや左側の位置でボールを持った永田から右WGの位置にいる平川へロングフィード。そのままタテにボールを運んだ平川はゴールラインギリギリからクロス。ニアの矢嶋、中央デスポトビッチを越えてボールはファーの柏木へ。札幌DFも人数はそろっていたが柏木のマークをはずしてしまい、胸トラップした柏木がニア上へ左足で豪快にゴール。

■VS札幌(3節) PA外、やや右側のFK。阿部がボールの位置調整をしているのをフェイントにし直接狙った柏木のシュートは壁を越えてゴール右上に。キーパーは届かず。

■VS川崎F(4節) 敵陣中央左サイドタッチライン際でボールを受けた梅崎は、寄せにきた山瀬を緩→急ではずしてタテに突破、右SBがアプローチにくる前にPA角の外側から早いクロス。ニアに走りこんだポポが頭で合わせてゴール。

■VS磐田(ナビスコ2節) 右サイド、敵陣深くまで運んだボールを下げて、敵陣中央付近までサポートに来た右CBの濱田にパス。濱田がフリーでボールを受けるのを見た小島がタテへ動き出すと同時に、濱田はPAスポットやや右側、敵DFの裏に抜けた田中へ浮き球のパス。田中がその外側へ走りこんだ小島に頭で落とすと、胸トラップで抜け出した小島が角度のないところからノーバウンドでボレー。GKの頭上を抜いてファーに決まる。

■VS磐田(ナビスコ2節) 左サイド、敵陣中央よりややセンターラインよりの位置からのFK。ゴール前に走りこんだ永田を狙ったマルシオのボールだが、さわったのはロドリゴ・ソウト。しかし自ゴール方向に走りながらのクリアだったため、ボールをコントロールしきれずにオウンゴール

■VS磐田(ナビスコ2節) 左サイド、敵陣深い位置でボールを受けた山田暢は突破せずにフリーの柏木へバックパス。柏木はダイレクトで山なりのクロスをファーへ。ボールはニアの矢嶋、中央のポポを越えて、大外から走りこんできた高橋が頭で合わせてゴール。磐田DFがボールウォッチャーになっていたため、高橋をつかまえられず。

■VS鹿島(5節)DFラインでボールを回すレッズ。敵陣中央やや右、鹿島DFとボランチの間に走りこむ柏木に坪井がタテパス。アプローチに来たのはCB山村(左SB新井場はWGのポジションにいた平川をマーク)。ボールを受けた柏木はポポとのワンツーで山村の裏を狙うが敵DFにひっかかりボールは再び柏木の足元へ。結果的にこれが後方の押上を引き出すタメとなる。山村が引き出されたことにより、右CBの岩政が山村をカバーのポジショニングを取るが、右SBの西は左WGの位置にいる梅崎をケアしていたため、ゴール前に広大なスペースが生まれ、そこに走りこんだマルシオが柏木からのパスを受けゴール。

■VS鹿島(5節)ピッチ中央で敵からボールを奪う阿部。そのまま自分でボールを運び、敵の右ボランチがアプローチに来たところで左前方にいる柏木にパス、そのまま前へ走る。右ボランチが阿部へアプローチしたことで敵陣中央やや左で完全にフリーになる柏木。ドリブルでボールを前に運ぶと、最前線にいたポポは中央やや右よりからマーカーの山村を引っ張って右CB岩政の裏へと横の動きを見せる。山村がポポに引き付けられて空いたスペースに、最初にパスを出した阿部がフリーで走りこみ、柏木からのパスを受けると、慌てたようにアプローチする山村。阿部は、その動きの逆を突くようにワンタッチでパス。岩政の裏でフリーになっているポポがシュート&ゴール。

■VS鹿島(5節)ピッチ中央、右SB西のアプローチを受けながら、タッチライン沿から中へとドリブルをする梅崎から、ピッチ中央右よりからPA左よりへと斜めに長い距離を走りこんできたマルシオにフィード。ワントラップでタテにボールを持ち出したところで、マークについてきた左SB新井場が足をかけてPK(足がかかったのはPAの外、ちょっとかわいそう)。この時、鹿島の両CBが何をしていたかというと、梅崎にアプローチする西の裏へ動く柏木をケアする右CB岩政、同じように左に動く1トップのポポを追いかける左CB山村。これにより中央に穴が空いてしまう。この時、右WGの位置では平川がフリーになっており、新井場が平川と後方から飛び出してくるマルシオを同時に見なければいけない状況が生まれていた。

■VS神戸(6節) 左CK、キッカーは柏木。CKの際の神戸の守備はゾーン。数分前にも左CKがあり、後ろから飛び込んだ槙野が併せるがGKがファインセーブしている。後方からニアに1人、ファーに2人飛び込むというスタイル。一番外側に飛び込む予定だった阿部はボールの起動を見て足を止め、そこに神戸守備陣の頭を超えてボールが落ちてくる。右足でトラップし、左足でシュート。コースは甘かったが、キーパーが早く倒れすぎたこともありゴール。インタビューによると、それまでのCKから飛び込む位置を変えていたらしい。

■VS神戸(6節) PA外側中央、やや遠いかなという位置からのFK。右足のマルシオ、左足の柏木、助走を取って強シュートを打てる位置に槙野の3人が準備。柏木の蹴るそぶりをフェイントに、ほぼ横から入ったマルシオが直接狙いゴール左上スミにゴール。横から入ることで鋭いカーブになったと解説の三浦淳が語る。