希望布陣

    新外国人
原口    マルシオ
  山田直  柏木
     鈴木
平川 永田 スピラ 高橋
     加藤

 流動性を維持しつつ選手の特性を生かせるのは変則の4-5-1。マルシオのところは田中達也でもいい。マルシオのポジションはやや中より。空いたスペースを高橋に使わせるイメージで。鈴木を除く中盤の4人は流動的にポジションを入れ替えながら。原口はU-22でやったようにつなぎもそれなりにこなせる。つーか、原口は今年に入ってプレーの幅が広がっている気がする。ペトロが望んでいるアタッキングサードでの仕掛けだけではなく、中盤でボールを持って高速ドリブルでボールを前に運べるようになった。若かりし頃の長谷部というか、ミラン時代のカカを彷彿とさせるプレー。高橋も似たプレーを見せる。前半戦、中盤でのつなぎが皆無だったレッズの中で、原口・高橋のこのプレーは非常に大きかった。ダイジェスト映像では取り上げられないプレーだけど、日本人の中では希少価値の高いプレーなのでぜひとも磨いてもらいたい。
 直輝・柏木の併用で中盤の構成力はグッと向上すると思うけど、得点力って意味では正直微妙かもしれない。原口はカットイン一辺倒だから、サイドをワイドに深く使って左SBに宇賀神を置いてサイドをワイドに深く使いつつ厚みを持たせたいところ。守備の軽さはあるけど、改善するためには経験も必要なんだよね。守備負担を軽くさせるためにも、チーム戦術として守備の構築をしっかりしたい。コンパクトを維持できるかが鍵だと思うんだけど、ペトロビッチはその辺の詰めが甘い、というか発想がないのかもしれない。
 鈴木のところは山田暢でもいいし、若い選手に経験をつませたいなら濱田・青山もあり。特に濱田は高さと足元を両立する貴重な人材。CBで使うのが怖いならアンカーで経験をつませるのも良いでしょ。
 ベンチメンバーを考えるとGKを除くフィールドプレイヤー6人。CBの控え、ペトロから最も信頼が厚いのが山田暢。ボランチも兼任できること、足元の上手さもある超人だけども今シーズンは失点に直結するプレーが多い。やはり年齢かね。超人なんだけどね。続く坪井・堀ノ内もベテラン。残りは濱田・堤。この中から1人って考えると将来性込みで濱田かな。SB枠は宇賀神、野田、堤に岡本の復帰待ち。中盤は守備要員として山田暢、堀ノ内、濱田、青山、パス要員で山田暢、小島、アタッカー枠に田中、マゾーラ、セルヒオ、梅崎、CF要員に高崎、原と。この中から6人を選ぶと山田暢の汎用性の高さは外し難いけど年齢がなぁ。守備要員として濱田、堤、攻撃要員として田中、マゾーラ、高崎かしら。残り1枠が難しい。山田・柏木のバックアップと考えると小島がベターか。そうするとベンチ外は山田暢、坪井、堀ノ内、青山、セルヒオ、梅崎、原と。
 まぁ、現実逃避だけどこういうことを考えるのは楽しいねw